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木(薪)は二酸化炭素を出した分だけ吸収します


木は二酸化炭素を出した分だけ吸収する循環型の賢い燃料です  二酸化炭素を大量に排出することで、世界的な問題になっている「地球温暖化」。その原因の一つは、私たちが日常、暖房に使っている石油やガスといった化石燃料にあります。もちろん、薪ストーブも、薪を燃やせば二酸化炭素を排出しますが、その量は、樹木が成長する過程で吸収する二酸化炭素の量とほぼ同じ。つまり、木は二酸化炭素を出した分だけ吸収する賢い燃料なのです。さらに、化石燃料には限りがありますが、薪は循環型の資源です。

薪ストーブ クリーンバーン燃焼の原理  また、薪の燃焼時に発生する未燃焼ガスに、外から空気(酸素)を送り込み、燃焼を促進させる方法(クリーンバーニング方式)を採用することで、燃焼効率がアップするのと同時にクリーンでほぼ透明な煙を排出。さらに、通常の温風ヒーターだと、室内の空気がかきまわされ、眼に見えないホコリが浮遊してしまいますが、薪ストーブはファンを使わないのでホコリも舞わず、室内の汚れた空気を取り込んで燃焼し、逆に空気をキレイにしてくれます。 環境に優しいだけでなく、人にも優しいのが薪ストーブの魅力です。その理由は「輻射熱」。遠赤外線の輻射熱なら室内上下、部屋全体の温度差も少ないため、通常の暖房器具のように表面や顔は暖かいのに背中が寒いということはなく、ゆっくりと体の芯まであたためてくれます。どこにいても均一の暖かさを保ってくれるのが薪ストーブなのです。温泉浴にも似たストーブの効果で体の芯から温まるのも特徴です。

薪ストーブ1台でハイブリッド車5台分の二酸化炭素(CO2)削減効果

〜平成21年7月30日7時32分配信 河北新報掲載記事より〜

薪(まき)ストーブ1台でハイブリッド車5台分の二酸化炭素(CO2)削減効果がある—。東北大大学院環境科学研究科の新妻弘明教授の研究室が、こんなユニークな試算を出した。カーボンニュートラルを前提に、木質バイオマスの積極的な利用の有効性を、数字で示した格好だ。
  研究室は、薪ストーブ愛好者約100人のグループで、宮城県川崎町の里山で薪をつくる「川崎—仙台薪ストーブの会」と連携。薪の生産量や消費量、伐採地の森林再生状況を調べ、CO2削減効果を計算した。
  熱効率が高い欧米製の薪ストーブは、1台当たり年間約6立方メートルの薪を消費する。薪の発熱量と同等のエネルギーを生み出すのに必要な灯油の量を1200リットルと算出。その量の灯油の燃焼で排出されるCO2が削減できたと考えると、薪ストーブによるCO2削減量は年間約3トンとの結果が出た。
  ハイブリッド車については、ガソリン車(燃費1リットル15キロ、年1万キロ走行)に比べ、ガソリンの消費量を4割節約できると想定。ハイブリッド車の年間CO2削減量は約0.6トンと計算され、薪ストーブの方が約5倍の効果があった。
  薪ストーブ1台のCO2削減量を太陽光パネルに換算すると、60平方メートル分に相当するという。
  研究室は「薪ストーブの会」全体の活動に伴うCO2削減効果についても検証した。初年度の2007年11月〜08年5月の実績から、森林再生によるCO2吸収量は7トン、暖房用灯油の不使用によるCO2削減量は39トンで、会の活動で利用する自動車からのCO2排出量2トンを差し引き、CO2削減量を年間44トンと算出した。
  薪の生産が効率化された08〜09年シーズンのCO2削減量はさらに増えると予想されるという。
研究室の池上真紀助教は「薪ストーブのCO2削減効果は意外に大きく、環境に良いことが定量的に裏付けられた。東北地方の木質バイオマス資源は人口に対して余裕があり、薪ストーブの会のような活動は他の地域でも可能だ」と話している。

[カーボンニュートラル] 薪などの植物由来の燃料を燃やすとCO2が排出されるが、植物が成長する過程で同じ量のCO2が吸収されれば理論上は中立となり、地球温暖化に影響を与えないという考え方。薪は、広葉樹林を定期的、計画的に伐採すれば、切り株から新芽が伸びる「萌芽(ほうが)更新」や実生で持続的に生産できる。

軽井沢暖炉 株式会社上野商店

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